季節による色と柄

**重ねの色目**
紅梅(表・紅梅、裏・蘇芳)

**季節の柄**

三月・・・・桜
四月・・・・牡丹
五月・・・・藤




**こちらでは、春の季節(3月・4月・5月)の行事に着ていく着物を、紹介しています。**



卒業式の付き添いには、昔は黒の一つ紋付の羽織を着るのが一つの制服のようになっていました。
今でも、黒の羽織は相変わらず使われていますが、地域によってはあまり羽織を着ないところもあるようです。
まだ若い母親の、付けさげの着物に帯びつき姿の方が、かえってお祝いの気持ちが感じられるようです。
着物が訪問着の場合、羽織は着ませんが、飛び模様の付けさげや、付けさげ風に型を置いた江戸小紋などの着物であれば、寒い日には羽織を着ても大丈夫です。
薄い色合いの付けさげや小紋に、黒の羽織は映りがとてもよく、必ず似合うと思いますし、よりあらたまった気分になります。

学校の行事などには、布のかかえバックひとつでは必要なものが入らないことがあります。
皮製の中型のハンドバックを持って行くのもいいと思います。
その日の天気によっては、コートや肩掛けがいることもあると思います。
まとめて手元において置けるように、風呂敷を用意しておくと便利ですよ。


本振袖は未婚の女性の第一礼装です。
昔は、五つ紋や一つ紋など紋をつけることもあったようですが、(中振袖には紋をつけられることは、ほとんどなかったようです。)最近ではほとんど染めあがりの中から選びますので、紋をつけることは無いようです。
本振袖よりも袖の長さが短く略式な中振袖の、最高ランクは手書き友禅ですが、絞り染や刺繍をあしらったものなど、高級品の種類も多くなってきました。
中振袖の次に、小振袖と呼ばれる短い袖のものは、小紋や紅型風の柄で気軽に着られる晴着になります。




母親として出席の場合でしょうから、年齢に合わせて柄付けは華やかでも、出来るだけ多彩ではないもの、色調は押さえ気味なもので選ばれると、奥ゆかしくてよいとおもいます。
無地の一つ紋の着物や、江戸小紋の縫い紋付もいいと思います。
最近は付けさげ訪問着を着る人が多いようです。付けさげなどは紋がなくてもかまわないようです。
付けさげの場合、正装用の白の帯あげや帯〆は使いません。
黒の一つ紋付の羽織や、絵羽織を着ることもあります。


ゆったりとした旅行に出かけるときは、着物を着ていくとおしゃれでは???
旅行などに着やすいのはやはり「紬」で、軽くてしわになりにくく、丈夫で着やすいと言えば大島紬です。
大島紬を着てゆくとすれば、もう一枚やわらかい染の着物も携えて、帯は一本で間に合うような配色のものを結んでゆくと、便利です。
コートも合わせて持っていくと、何かと便利だと思います。
旅行のときには、長襦袢や伊達締めなどの着物以外のものにも、気を配るのが理想です。




教育の場に行くわけですから、華やか過ぎる着物は場違いな感じですし、かといって日常着過ぎても失礼です。
こざっぱりとした大人しめの着物が理想ですので、やはり紬の着物が適当だと思いますが、あまり高級なことがわかる紬よりも、縞や横段などのすっきりとした紬のほうが好感がもたれます。
紬でしたら、名古屋帯がよく似合います。
帯あげは飛び絞りや無地のものを。多く出すとよそ行きめいて見えますので、あまり見せないぐらいがいいでしょう。


会場がレストランやホテルなど、華やかな場所の場合、会場の雰囲気などに合わせて付けさげ訪問着などがいいと思います。
付けさげの着物は、こういう日に役に立ちます。
古典的な模様の付けさげに、しゃれ袋帯、濃い色味の帯〆というひとひねりした着こなしも、こういった会ならではの遊びです。



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