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家紋が家紋を呼ぶ現象:巴(ともえ)のターン!

↑右三つ巴

↑左三つ巴

こんにちは!
以前ご紹介させていただきました、家紋が家紋を呼ぶ現象の件の続編です( ̄V ̄)
※以前のブログを見てない方は過去記事をチェック!

現在は「巴(ともえ)」のターンがきてます!(*´▽`*)
「巴」の家紋は不思議な家紋で、起源の諸説が多くあります。
私は小さいころ魂の形だと思ってましたが、見えた事ないしな~(;・∀・)
一般的には、「鞆(とも)」という、弓を射る時につけ、矢を放ったあと弓の弦が体に当たるのを防ぐ防具の絵という意味の「鞆絵」からではないか
胎児や精霊、勾玉を図案化したものではないかと様々な起源が噂されているのです。
そんな由縁からか、神紋・寺紋として使われていることも多く、お祭りなどで見かけることが多いのではないでしょうか(^^)
京都の「祇園祭り」も「五瓜に唐花」と「左三ツ巴」が使われています。

ここで、よくお客様から聞かれる巴の「右」・「左」について解説( `ー´)ノ
上の画像をご覧ください。
よく丸い方を頭に例えて進行方向の向きで右左を考えられる方が多いのですが、実は「細い方が進行方向」と考えると左右が分かるのです(*´▽`*)
「しっぽに引っ張られる巴ちゃん」と覚えてくださいませ!
これで巴の左右の見分け方はばっちりですね!( ̄▽ ̄)